賛成議員(36名)
◆ クリエイティブ・フェニックス
山口典子、吉川守、島保範、米谷文克
◆ 民主党・市民連合
小郷一、大毛十一郎、小堀清次、辻宏雄、中井國芳、西哲史、服部昇、 水谷一雄、永田和子、
増栄陽子
◆ 公明党堺市議会議員団
池原喜代子、裏山正利、榎本幸子、大林健二、小西一美、芝田一、 田渕和夫、筒居修三、
成山清司、松本光治、宮本恵子、吉川敏文
◆ 日本共産党堺市議会議員団
石谷泰子、石本京子、乾恵美子、栗駒栄一、源中未生子、城勝行 田中浩美、森頼信
◆ 会派に属さない議員 長谷川俊英、田中丈悦
反対議員(14名)
◆ プロジェクト堺
水ノ上成彰、杉本和幸
◆ 自由民主党・市民クラブ
加藤均、北野礼一、西井勝、西林克敏、馬場伸幸、米田敏文
◆ 自由民主党堺市議団
池田克史、高岡武汪、西村昭三、野里文盛、土師純一
◆ 民主党・市民連合
池尻秀樹
採決を棄権した議員(1名)
◆ クリエイティブ・フェニックス 平田多加秋
以上はある意見書に対する決議結果である。
この意見書は3月29日、堺市議会で可決された。
この類似パターンは、全国津々浦々の府県、市町村議会
そして国会で見られる。
★★★★★ 「慰安婦」問題について政府に誠実な対応を求める意見書 ★★★★★
かつての戦争において、日本が近隣諸国の人々に多大な被害を与えてから、64年が経過する。
しかし、いまだに戦争被害の傷は癒されていない。
平成19年(2007年)7月にはアメリカ下院議会が、「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした
ことを公式に認め、謝罪するよう日本政府に求める決議」を採択している。
そして、アメリカの議会決議に続いて、オランダ、カナダ、EU議会などでも同種の決議が採択され、
国連などの国際的な人権擁護機関からも早期解決を求める勧告が出されている。
わが国においては、平成7年(1995年)7月19日、日本政府のイニシアチブにより、「女性のため
のアジア平和国民基金」(アジア女性基金)が設立され、国民から寄せられた募金総額5億6500万円
余は、フィリピン、韓国、台湾における285名の元「慰安婦」に「償い金」として届けられたという経緯
があった。
しかし、平成21年(2009年)7月には国連女性差別撤廃委員会第44会期の最終見解においても、
第37項では「慰安婦」の状況に対処するために、日本政府がいくつかの措置を講じたことに留意するが、第二次世界大戦中に被害者となった「慰安婦」の状況の恒久的な解決策が見出されていないこと
を遺憾に思い、学校の教科書からこの問題への言及が削除されていることに懸念を表明するとしており、さらに第38項においては、日本政府が「慰安婦」の状況の恒久的な解決のための方策を見出す努力を早急に行うことへの勧告が改めて表明された。
よって、国及び政府においては、「慰安婦」問題の真相究明、被害者の尊厳回復とともに、女性に対する暴力などの今日なお存在する女性の人権侵害の解決に向け、誠実な対応をされるよう要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成22年3月29日 堺 市 議 会
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
以上が意見書であるが、その流れを水ノ上成彰堺市議(当会顧問)から説明していただく。
平成21年12月議会に日本共産党堺市議会議員団から議員提出議案第26号「日本軍『慰安婦』
問題について政府に誠実な対応を求める意見書」が提出された。
これについて平成21年12月24日の本会議で採決される直前に山口典子議員から動議が出され当日は採決をせず議会運営委員会に負託され継続審議となった。
3月議会になって平成22年3月25日の議会運営委員会で審議の場がもたれ、共産党提出の日本軍慰安婦の意見書に対して質疑を行った。
質疑終了後山口典子議員から当該意見書の修正案が提出され直ちに審議に入った。
一時間余りの審議を終えて討論に移った。
自民党市民クラブ、及び自民党堺市議団は合わせて反対の討論を行った。
水ノ上も反対の討論を行った。
共産党が討論で自らの意見書を取り下げ山口典子議員が提出した修正案に賛成する旨を表明した。
その後採決が行われ公明党吉川敏文議員、同党小西和美議員、民主党大毛十一郎議員、
同党水谷一雄議員、共産党城勝行議員、同党森頼信議員、そしてクリエイティブ・フェニックス山口典子議員の7名が賛成、一方反対は自民党馬場伸幸議員、同党西林克敏議員、同党池田克史議員、
プロジェクト堺の水ノ上成彰の4名であり、議会運営委員会で7対4の賛成多数で日本軍慰安婦の意見書修正案が可決された。
続く平成22年3月29日に行われた最終本会議において、「日本軍『慰安婦』問題について政府に誠実な対応を求める意見書」の修正案が議題となった。
議会運営委員長より議会運営委員会における審議の内容が報告されたのち討論に入った。
自民党西林克敏議員、自民党堺市議団土師純一議員がそれぞれ反対の討論をおこなった後、
私水ノ上成彰が約17分間の討論をおこなった。
一方賛成の討論を田中丈悦議員がおこなった。
討論終了後採決がおこなわれ賛成議員36名.反対議員14名による賛成多数で本意見書修正案が
可決された。尚、会派クリエイティブ・フェニックス所属の平田多加秋議員は採決棄権のため退場した。
また民主党市民連合は、会派として賛成したが一人池尻秀樹議員のみ信念を貫き本意見書に反対した。
それにしても今時わざわざこのような意見書を可決するとは堺市議会の見識を疑われるにとどまらず、
今後他の自治体に悪い影響を及ぼすことが必至であり、このような意見書の可決を阻止できなかった
ことを深く反省している。
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