西村真悟 論文紹介

西村真悟 論文紹介

掲載雑誌:月刊日本 11月号 p.126~129

発行所:株式会社K&Kプレス

コラム名:歴史に学ぶ(二十八) 

       「東アジア共同体」は日本を滅ぼす妄想だ


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【論文より抜粋】

しかし、この「東アジア」において我が国は既に「共同体」の実験をしたのではないか。
そして、その惨憺たる結果も経験済みではないか。
つまり「東アジア」においては人数の多い方、力の強い方、ズーズーしい方、すぐ繁殖する方、
身内や同郷の者以外は信じようとしない方、不道徳な方そして残忍な方が「共同体」を制覇し、
たちまちそこは「共同体」ではなくなる。

(中略)

このようにASEANは、中国の影響を排除するために結成された。
従って、東南アジアに諸国連合があるから東アジアにも東アジア共同体があってもよいと
単純に考えることはできない。
前者は、中国を排除する為に結成された。
後者は、鳩山さんが、先ず中国の胡錦涛主席に提案したことから分かるように、
中国を含む共同体である。
全く異なる。
ここに現実に中国の「南下問題」に直面して百万近い死者を出す内戦を克服したスハルトの
中国認識と、「友愛」を掲げる鳩山さんの中国認識との絶望的な違いがある。
 もっとも、東アジアにおいても東南アジア同様、中国を排除するための「共同体」を創るというのならば、
現実的な国家戦略だと言える。
そして、これは、麻生太郎前総理が外務大臣時代に提唱した、中央アジアからインド
そしてASEANを抜けて東アジアにおよぶ「平和と繁栄の弧」の発想である。
これならば理解できる。

しかし、鳩山さんのは全く理解できない。
何故なら、鳩山さんのは、我が国を現在のチベットやウイグルにする「共同体」だからである。
つまり、日本民族を日本列島において「少数民族」にする発想である。
鳩山さんは、EUを発想したオーストラリアの貴族であるグーテンホフ・カレルギーから学んだという
「友愛」を掲げる前に、EUと東アジアは違う地域だという初歩的な単純なことと、
中国の実態とインドネシアにおける日本を含むアジアの運命を分けた9.30事件、
そしてASEAN結成の戦略をもっと学ぶべきである。

鳩山さんの「東アジア共同体」は、日本を滅ぼす妄想であり、
「友愛」は「政治的未熟児」が使う言葉である。

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コメント

論文ご紹介、ありがとうございます。 東アジア、中国韓国とはきっちり線引きして付き合っていかないといけないですね。 外国人参政権付与を、ノンポリの知人やや家族にも危険性を教えて、そしてどう阻止したらいいのか・・・ ずっと考えています。 素人が、何をすればいいのか、と。

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