■先月末に行われた「春の集い」に平沼赳夫先生が来賓として来られた。
代議士が「平沼先生が折角、堺に来られるのだから是非とも妙國寺に寄ってもらいたい」と発案されたが、
時間的制約により実現しなかった。
堺市民ならご存知と思うが、妙國寺は「大蘇鉄」と「堺事件」で有名である。
■「堺事件」を大雑把に書くと、
慶応4年(明治元年)、無断で堺港へ上陸したフランス軍水兵が、神社仏閣に無断進入したり
婦女子を追い回す傍若無人の振る舞いを行った。
その時、堺を警備していた土佐藩士とフランス軍水兵が衝突。
水兵は警備隊隊旗を奪うなどをしたため土佐藩士が発砲。フランス兵に十数名の死傷者が出た。
そこで、フランス側は事件に関わった者の処刑と賠償金などを要求した。
当時の政府は余儀なく土佐藩士20名に対し切腹を命じ、妙國寺境内でフランス軍士官の立会いの下、
切腹が行われた。 しかし、凄惨な切腹シーンにフランス人が途中退場。
残りの9名の藩士の切腹は中止となった。
■代議士が「妙國寺には日本の心がある」と言われた。
境内には余儀なく切腹を命じられた土佐藩士の慰霊碑とともに、
フランス水兵の慰霊碑も建てられている。
今、聖火リレーで世界の耳目を集めている「中共」ではありえない事である。
【境内に建てられた慰霊碑(全景)】

【土佐藩士慰霊碑】

【フランス水兵の慰霊碑】

【霊木大蘇鉄】

【土佐藩士切腹の跡。
土佐藩士が自らの臓物をフランス軍士官に投げつけた】

【妙國寺。
正式には天皇室勅願寺 広晋山妙國寺
勅願寺とは時の天皇・上皇の発願により、国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された寺のこと。
それ故、門には菊の御紋】

【妙國寺は勅願寺のため、土佐藩士の亡骸は埋葬等が許可されず向いの宝珠院に埋葬された。】

【宝珠院にも建てられているフランス水兵の慰霊碑。
水兵の亡骸はフランス側に渡されたため、墓はない。
そして等しく花があげられている。】

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コメント
投稿者: 幽谷の名無し | 2008年05月18日 12:57