台湾総統選挙

今月の19日から3日間、台湾に滞在した。
勿論、目的は22日に行われた総統選挙である。

結果はご存知の通り。
得票率 馬英九氏 約58%、謝長廷氏 約42%で、馬氏の圧倒的勝利であった。
現地における下馬評は馬英九候補有利(振れは15%~僅差)であったが、ここまで(17%差)差が開くとは国民党支持であっても驚きであったと思う。

台湾の選挙の特徴は本籍地における投票である。
日本であれば住民票のある場所において投票若しくは不在者投票を行うが、
台湾においては本籍地における投票しか認められていない。
仮に米国に住んでいれば投票の為、台湾に帰国する必要があり実際、
ロサンゼルス⇒台北便はここ1週間、チケットの入手が困難だったそうだ。
宿泊したホテルで日本人観光客以外、このような投票の為に帰国した台湾人の集団を何度も目撃した。
その中、おそらく総統選挙時にしか会わないであろう親戚に駆け寄り、
大きな声で再会を喜び合う姿があった。
謂わば、盆と正月が一緒に来たような、か?

民進党のシンボルカラーは緑。故に通称「緑」「グリーン」と呼ばれ、
国民党側は同じく「青」「ブルー」と呼ばれている。
台北市内の両陣営の選挙事務所を訪れたが、謝候補側は非常にカジュアルな感じで
支援者も様々であったが、馬候補側はどことなく役所の雰囲気が漂う堅苦しい感じであった。
総統を選ぶ選挙は、テレビで見る米国の大統領選挙と通じるものがあり、
日本の選挙では到底見られない選挙風景である。(総統を英訳すると「president」)

余談だが、国民党は「金持ち」という印象が行き渡っており、出来るだけ派手な宣伝は控えたそうで、
民進党支持者が「最終日は気を付けろ。国民党が金で票を買いに来る」とネガティブキャンペーンを行っていた。

最初の4枚の写真は謝長廷候補事務所。
次の2枚が馬英九候補事務所。(何やら、写真を撮りづらい雰囲気があったので2枚)
ま、見れば解るか・・・。

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夕方、謝候補の集会に行ったが、壇上には中共に抑圧されているチベット人の姿があった。
謝候補はまずオカリナで自ら演奏を行い、
「チベットの事はチベット人が決めるべきであり、台湾は台湾人が決めるべきである」と静かに正しく、
静かに民衆に語りかけていた。
 (カメラか腕のせいで写りの悪い写真となった。
  しかし、人が多すぎて近寄れなかった為、これが精一杯。
  次回は是非ともイノボンのカメラを拝借したい。)

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翌日、ホテル周辺を散策したが写真は倒壊した日本家屋。
所有権が明確でない為、国を交えての裁判沙汰になっているそうである。
駅近で土地の形状も文句なし。参戦するか・・・。

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道路は「路線バス」「長距離バス」がひっきりなしに通過。
そして相変わらずの大量のバイク。
台北市の規模(人口約260万人)から言えば、地下鉄や鉄道規模があまりにも貧弱で、
エネルギー効率が上がらない原因である。
それは北京などにも言える事で、この効率が上がらないことには都市に未来はない。
(と言う事だそうだ。)

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「台湾名で国連加入を」。
この総統府前の看板も今回の選挙結果を受け、早急に撤去されるのであろうか。
世論調査では90%以上が台湾のWHO加盟を支持し、
70%以上が台湾名義での国連加盟を支持し、
70%が自分は台湾人であって中国人ではないと認識している。

台北で使われる言葉は「北京語」と「台湾語」。
文法はほぼ同じだが、少し発音が違うらしい。
多くの人は家の外と内で両者を使い分けており、馬候補も時には「台湾語」で演説を行った。

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タクシーに貼られた謝候補を支援する広告だが、選挙違反ではない。
タクシー業界は民進党支持者が多く、謝候補の帽子を被ってタクシーに乗ったとき、
「お!お前は謝長廷の支持者か! お金はいらない」と日本語で言われた事には驚いた。
ま、近場で一回きりであったが・・・。

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モデルの撮影会ではない。
披露宴のウエルカムボードに貼る写真の撮影風景である。
私の年代の感覚から言えば「ちょい、恥ずかしい」、今の年代ではどうか?

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